名古屋周辺 美術館

名古屋周辺 美術館

 Nagoya City Art Museum 名古屋市美術館 http://www.art-museum.city.nagoya.jp/index.shtml 

 

常設展の入り口にドンと設置されていた作品 レッド・グルームス 〈ウールワース・ビルディング〉IMAG3280
  この作品のモデルになった建物は実際に今もニューヨーク建っている ここね↓


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この作品、元々NYの地下鉄に展示してありました。 で、この作品に惚れ込んだ学芸員さんが、名古屋市美術館に是非!!ってことでここに展示されているらしい。 ライトも点灯するし、建物の上に乗っかっている大きなドラゴンも動きます。 本当は電源抜かれて展示されていたけど、動力入れてもらって動かしていただけました。 ドラゴンの頭のモーションは3種類あるんですって。 観客は回転ドアを実際に回して作品の中に入れます。 でも誰かが入り口を壊しちゃって、作品の状態も不安定になってきているので今は作品の中に入ることはできません。 作品の裏側にはキャンディーまみれの物体があります、ドラゴンのウンコです。 ドラゴンの体表はお金で埋め尽くされていて、お腹の中に実際にお金が入っています。 ドラゴンはお金を食べて、お菓子のクソをします。 長い時間をかけて楽しむことができる作品。

いいね。いいよ。これ

 

 

 

 

 

 

企画展は ハイレッド・センター 直接行動の軌跡展  がやっていた。 IMAG3279.jpg  写真を撮った後に、青いのから風船をもらいました。いい年した男が持つには風船というのは結構な荷物だった。 今後一切風船はもらわない。 ハイレッド・センターは、高松次郎、赤瀬川原平、中西夏之の3名により1960年代前半に結成された前衛芸術グループ グループ名は、メンバーの名前の「高」=「ハイ」、「赤」=「レッド」、「中」=「センター」を組合わせたもの。 活動内容は、一般社会で奇行を行い退屈な日常をかき回すというところでしょうかね。 端的に言い過ぎるとそういうことです。 このタイプの作品を楽しめるのは、同業者(芸術家)ではなく一般人です。同業者は勉強になる一方かな。 一番楽しめたのは、当時リアルタイムでパフォーマンスを眼前にした一般人だろうね。

この美術館のコレクションはメキシコ関係の作品も多く、個人的にはすごく興味深かった。 私はメキシコとロシアの芸術にまだ見ぬ感覚・今の私では把握できない何かしら。が埋もれていると思っています。いずれとんでもない作家が出てきそうな予感がしますね。

常設展には
アルゼルム・キーファー〈シベリアの女王〉
フランク・ステラ〈説教〉
コンスタンティン・ブランクーシ〈うぶごえ〉

等の強力なネームの作品もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMAG3269

 愛知県美術館 APMOA   / 愛知芸術文化センター内 http://www-art.aac.pref.aichi.jp/

 

 IMAG3274.jpg IMAG3275.jpg
休みだった。。  こういう馬鹿だよ。ちゃんと調べろよ。 で、

 

お次は
豊田市美術館 Toyota Municipal Museum of Art http://www.museum.toyota.aichi.jp/home.php なんだけど、

名古屋市美術館と愛知県美術館は近いから歩いてでも行ける距離だけど 豊田市美術館はちょっと遠いから行けなかった。 愛知で近代~現代に力を入れている美術館は以上の3つなのかな? 名古屋駅から名古屋市美術館、そして愛知県美術館まで歩けば、名古屋の文化レベルと、どういう街なのかは大体把握できると思う。上手く歩けば途中で風俗街とオフィス街と繁華街を通ることができるので社会人とおねえちゃんと夜の人達を確認できる。名古屋のおおよそのマッピングはこんな感じで。